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2003.05.02 (Fri)

『あの仔が欲しい▽』 鹿乃しうこ

[ 行きつけのペットショップで、若い店員から殆ど押しつけるように不細工な仔犬を引き取らされた虎田英吾だったが……。 ]
 巻頭カラー。
 土木作業員×トリマー。
 アゴ鬚にーちゃんと眉無し少年のカラー表紙が、なかなかインパクトあります。
 桂と義父の関係も突き詰めれば相当深いものがあると思うのですが、そこはさらりと抑えて英吾視点の話にしている分、読みやすくなってますが、反面物足りなくもあるような。
 ここのところ、キャラクターの心理面を重視した話作りになっているので、キャラがドタバタ動く明朗快活な話も読んでみたいかも。(そんなことは言われたくないかもしれませんが……)
 ワンコが可愛いです。関係ないですが仔猫は一発で出るのに、こいぬは子犬・小犬しか出してくれないのは何故なんでしょーか>ATOK

『ちょっとまて!』 内田かおる

[ やもめ男の姫島は同じ現場で働く卯城に密かな恋心を抱いていたが……。 ]
 現場系オヤジ受け。
 あー……、前々から受けのあンあン反応をもうちょっと控えめにしてほしいと思っていた訳ですが。ですが、今度の話は、これはこれでアリかもーと心が揺らいでしまいました。あうう。確かに今回は割とHシーンでのオヤジ乙女度が低かったというのもありますが(いや、あれでもね)、それにもまして、あまりに姫島さんが可愛いすぎマッスル。ちょっとした触れあいを楽しみにしていたり、卯城の捨てたライターを拾って大事にしてたり、もーこっそり純情なんだからァ。なので、今回は姫島さんが卯城にナミダ目にされてたりしても、ワタクシ的にはあまり違和感を覚えませんでした。
 ところで内田攻キャラの本領発揮とばかり、優しいような危ないような茫漠とした視線の持ち主の卯城くんですが、何歳ぐらいに設定されているんでしょうか。結構、年齢高めのような気もするのですが。
 7月にコミックス発売予定。

『Under the Rose』 すずはら篠

[ かつてのホストファミリーを訪ねた形成外科医の陽巳(あきみ)は、現在留学している篠歩(しのぶ)を紹介されるが……。 ]
 カラー付き。
 カウンセラー気質の医者×トラウマ持ちの留学生。
 自分の暗い過去の形見を美しい紋様として愛する他人というのは、新しい価値観を提示する者となるのか、無神経な闖入者となるのか、受け止め方は結構微妙なような気がするんですが。闇に沈んでいた篠歩の心を甦らせたのはいいですが、陽巳はマメにケアしないと逃げられるかもしれんなー、と余計な心配をしてみたり。
 あと、陽巳の顔が人形劇で使われる人形っぽいなーと思ってしまいました。で、ヤブ医者のことを英語では何というのですカー?

『詮索趣味』 明治カナ子

[ 会社社長の続木と愛人契約をしている大学生の荻は、情事の後にすぐ帰るように言う続木にいつも突き放される思いを抱いていたが……。 ]
 02年7月号『惑溺趣味』の続編。
 すれ違い系の切ない展開になるのかと思いきや、くだけた雰囲気や意外なオチがあったりして、まあまあ安心できる結末に落ち着いてくれてよかったです。続木視点ではまた違った物語になってるんだろうなー。本当は続木のことが好きなのに重く思われたくなくてついクールな素振りを見せてしまう、という荻の態度も多分そのまま続木は受け取っているんだろうし。
 二人の間にある最終的な垣根は結局は取り払われないかもしれないけど、とりあえず今は結構ハッピーなようだから、良しといたしましょうか。

『男闘呼気ラブバトル』 糸内マメヲ

[ 番長の岩蔵は2年に転入してきた久城という男をシメに行くが……。 ]
 番長もの。第11回麗人フレッシュ漫画大賞努力賞。
 自分の得意なフィールドで勝負を挑んで連戦連勝を誇っても、いまいちフェアじゃないって気もしますが、それはともかく、なかなかキャラはいい感じです。久城と岩蔵のラブバトルをもっと見てみたいっす。
 しかし、岩蔵が陣取る「番長室」っていったい……。ものすごく生徒数の少ない中での番長なのか、もしくは部活動の変種みたいなものとして周囲から認知されている番長なのかしら……。

『ハウスボーイ・ワタル君 3』 本橋馨子

[ ダンナ様に愛と奉仕を捧げるさすらいのハウスボーイ・ワタル。今回の御主人様は、愛する女性に裏切られ心を閉ざした浅倉家当主・浅倉麻貴(27)だったが……。 ]
 カラー付き。
 1月号の続編。
 いつもながら素晴らしいワタル君の性愛愛情召喚術ですが、でもあのままワタルが屋敷を離れてしまったら、またダンナ様は裏切られたと思ってしまうのでわ……。
 それと執事が、使用人に濡れ衣をきせるような真似をしたり、ワタルにかつてダンナ様を深く傷つけたメイドの扮装をさせたりしたのは一体何のためなんざんしょ。それらは、真に信頼に足るものかどうか見極めようとしていたとか、忠誠心をはかっていたとか解釈するにしても、それでは使用人が次々逃げ出してさっぱり居つかないというのは、ダンナ様のせいというより、八割方執事のせいなんじゃないでしょうか。
 というか、むしろ執事がダンナ様に他人と親しくさせないようにしていた、何かこう愛憎相半ばする感情を抱いているのでは……?などと邪推してしまうのですが……。

『二人は罪に沈む途中』 猫田リコ

[ 自分をダシにして婚約を破棄しようとする、ふざけた態度の後輩を拒めないオレだったが……。 ]
 リーマン系。
 隠してきた感情が招いた悲劇――というよりは、ただ単に後味の悪い話に終わってしまったような。なんでしょうね、いろいろ描き方とかは工夫してあると思うのですが。デカくなってからの失敗の代償は大きくつきますね、という見本みたいな結末になってしまった感じです。
 とりあえず、後輩君は、彼女の治療費を全額負担すべきでしょう。あと、ここが肝心、先輩とは一切の接触を断つこと。人生やり直してください。
 6/17にコミックス「ザ・青春」発売予定。

  • 『ぼくらは快楽に貪欲です。おそらくは愛よりも恋よりも』高校生もの。あー、主人公が欲望まみれなのはよーく判ったが、果たして千葉と吉川の間に愛はあるんスかね?  7月にコミックス発売予定。
  • 『だって男だろ。』漫画家もの。エロページをカットしてすっきり爽やか路線の方が良かったかも。

 学生時代、かさいあゆみ『オトコの花道』に出てきた「漫研所属の女の子」と同じ髪型でした。眼鏡もしてたし……。この手のルックスってのは、女性のオタク属性の代表格みたいに描かれることが非常に多いのですが、やっぱり世間的に見てそういう認識なんすかねー。(実際、かくいう私も漫研にこそ入っていなかったものの、立派なオタク系だった訳ですが……嗚呼)

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2003.05.08 (Thu)

『ノイズ・リダクション』 新田祐克

[ 友人達にHシーンを見せつけてやろうとした香藤におかんむりの岩城は、腹立ち紛れに映画撮影中のH禁止を宣言するが……。 ]
 巻頭カラー。
 春を抱いていた・29。b-BOY LOV 2掲載『トリック・スター』からの続き。
 もー岩城さんってば、仕事の時は仕事のことに専念しましょーよ、という今回。何をおいても自分がやりたい役じゃあなかったんですかー?
 まあ珍しいこともあったもんですが、これもひとえに香藤絡みの懊悩ゆえかと思えば、いっそ愛の深さも測れようかというものでしょうか。思えば遠くにきたもんだ。
 それにしても橋の上に引き上げられて、自分の怪我より何よりすべて岩城のためだけに怒鳴れる香藤はさすがにエライと感服いたしました。到底、冒頭で岩城のH禁止令にシクシク泣いている人物とは思えません。
 そーいえば、岩城さんの左曲がりのブツは修正かけなくて大丈夫なんすか?

『死に至る罪』 剣解

[ ネットで知り合いメール交換していたユージに実際に会ったサムは、自由で開放的なユージに心惹かれていくが……。 ]
 黒の騎士シリーズは休載で、代わりに、彩vol.6(禁断の恋特集/松文館 2001年)からの再録。
 フリーライター×神父。
 ユージの明るさが作り物めいて見える気がするのは、私の目が濁っているからでしょうか。サムを見やるユージの表情を見て、てっきり鬼畜攻だと勘違いしてしまったのは、私の心が汚れているからでしょうか。あうあう。やーもー自らを厳しく律する神父の肉体的な情欲を引き出すことでむしろその心を救う、という方向に進むのかと思ってましたよ。勿論、ストーリーはそんなことはなく、サムの懺悔を聞いたユージはサムの孤独に共感しそれを温かい繋がりで癒そうとする……というふうに展開してゆく訳ですが。
 「高い理想は時に強い欲になる」という司教の言葉が印象的でした。ストイックな生き方というのは欲望を捨て去り、世俗とは縁遠い生き方のような印象があったのですが、理想的な自分であろうとすることそのものが“欲”になってしまう、というのは言われてみればなるほど納得、という感じです。
 5/10にコミックス「その指のたどる傷」発売予定。

『P.B,B.』act.4.5 鹿乃しうこ

[ 菱谷忍の勤務先「松本組」の慰安旅行に、安芸純佑も同行すると言い出して……。 ]
 一応番外編ということになってますが、十分本編並の話になってるよーな。
 泰造を出演させるなら優作も絡ませて、もっとコメディ風のドタバタにしてほしかったかも。でもまあ、泰造から純佑に一言…「カラミズライ。」(作者コメント)というのも、まったくごもっともだ頷けるところなのであまり無理を言うのはよしましょうかね。ギャグタッチの純佑なんか想像もできないし……。笑った顔は可愛かったですがー。
 でも一つ聞いていいすか? あのまま気が変わらなかったら、忍の両手首を帯で縛ってどうするつもりだったワケよ?
 8月にコミックス発売予定。

『Three Wolves Mountain ―暗黒物質―』後編 直野儚羅

[ 雪をかばい、餓鬼に取り憑かれたアキの攻撃に身を晒す次狼。その時、太狼の怒りの鉄拳が飛ぶ……。 ]
 あー、激しく流血沙汰になるかと思いましたが、何とか無事に一件落着してホッと一息。この作者の場合、血が流れるとハッタリじゃなく恐ろしい描写が出てくる可能性が高いのがコワイです。
 そして遂にヤッちまいました(下品)次狼×雪ですが、「そんなもので俺達の関係に理由を作るな!」と言い切る雪がなかなか果敢でカッコイイです。次狼の大人度もだいぶ上がったかなー?
 そーれーにーしーてーもー、アキが太狼兄の彼女だったとわー。そんじょそこらのナヨ受よりよっぽどたくましいじゃないですか。
 太狼の許嫁にアキが選ばれた理由がすぐには判らなくてしばし考え込んでしまったのですが、つまり、子供を作れるのは人型の時限定、若しくは狼時にHする慣習はないらしい……って、そーじゃなくて、太狼が人型になるのは満月の時のみなので、その時も人型を保っていられる(変身できないともいう)女性じゃないと相手にならない、と、そゆことですか? なんかエグイ設定ですなあ……。
 しかし太狼って、生粋の人間(父親)と人狼(母親)とのハーフではなかったですかね。通常形態が狼で、満月の変身時でも顔は狼のままの太狼は、確かに狼度は高そうですけど(狼火も使えるし)、「狼の血が一番濃い」とまでは言えないんじゃないかと思うんですが、人界に暮らしてる関係上、人狼一族もかなり人間との混血が進んで、もう純血種みたいな人々は存在しないってことなんすかね。
 でも、たとえ太狼の種を残すためとしても、変身もできない程血が薄いアキをめあわせたのでは、あまり生まれてくる子供の狼度には期待できないような気もするんですが……(嫌な言い方だ)。血筋が残せればOKなのかしらん?
 8月にコミックス発売予定。

『饒舌な試着室』 鳥人ヒロミ

[ 父親に連れられて成人式のスーツをあつらえに「テーラー・ヒイラギ」を訪れた中沢陸だったが……。 ]
 大学生×仕立屋。
 店長の秘密を知った陸が強引に肉体関係に持ち込んでますが、精神的な面では、年上のひとからの個人教授という意味合いが強い話。衝動的な陸の暴力を自分の仕事の業績で跳ね返す店長が格好いいです。それにしても、「自分の美点を疎かにする人間になど何の魅力もありません」って大層厳しい台詞だと思うんですが、それまで散々つっぱらかった態度をとっていた陸が、その言葉に反発する様子を見せなかったのは、店長の気迫に押されたか、何だかんだいって具体的な夢も目標も陸にはなかったからなのでしょうか。
 スーツ姿になった陸を見る店長の、今までの厳しい雰囲気とはうってかわった生き生きした表情がなんともかんとも。つい、って何すか、ついって。
 ところで、あのー、一枚目のページの4コマってコピーに見えるんですけど、何らかの効果を狙ってのことなんでしょうか。最初から使い回しコマだと思い切り読む気が萎えるので、できれば止めて欲しいかと。

『方舟の行方』 円陣闇丸

[ 側近の裏切りにあい、王位を剥奪されたルイ。彼が再び目覚めた時、世界は……。 ]
 従者×王子。電脳経由前世もの?
 ええと……、ファンタジックなムードは漂ってくるのですが、何がどう展開しているのかよく判りませんでした、というのが正直なところ。冷凍睡眠に入る前とその後の王子の記憶が微妙にブレンドされているらしいため、時空列がうまく把握できず混乱すること多々。
 それに、話題作りのために本人の承諾もなしに人間の脳をバーチャルな世界に組み込むなんて倫理的に許されるのか?とか(人権団体が黙っておるまい)、一度王位に即位したのであればその後クーデターが起ころうが「王子」じゃなくて「王」じゃないの?とか、王子は市民権という概念を知っていたのか?とか、何で「洗脳」なんて物騒な単語が出てくるの?とか、王子はテーマパークに存在していた時の記憶をどのくらい保持しているの?とか、郵便配達のフィリップと弟のフィリップがよく似ているのは何か意味があるのか?とか、そもそも何でアルマンは王子を裏切ったのか?とか、読めば読むほど疑問が湧いてくるので、時折浮かぶ美しく感傷的なイメージと合わせて、堂々巡りの迷宮をさまよっているような気分になってしまいます。とりあえず、一刻の猶予もないとはいえ、後ろ手に縛りあげておいて信頼しろもへったくれもないだろう>アルマン、というのが、私が抱いた実感的な感想でした。あああ、しょーもなー。
 という訳で、誰か、時代設定から詳しく解説してください……。
 ちなみに、弟王子の言っていた「あの狩猟小屋の話」は、『王子の方舟』としてb-BOY Zips30「王子さま特集」で読めます。
 秋にコミックス発売予定。

  • 『男マエ思春期少年』可愛いひとシリーズ。思い出づくりに教室でHしますかい。恥ずかしいヤツらやなあ、もう。しかし何で君ら、ナチュラルにボーイズラブ漫画読んでるの……? 8月にコミックス発売予定。
  • 『虎ぶるメーカー』めざせHERO!!番外編ショート。なにゆえに麻紀ちゃんは、そんなに虎と大さんの関係を知りたがるのでせうか。知ってどーするというのだ、そんなもん。
  • 『運命のキス』(前編) 年齢違いの幼馴染みもの。オヤジによる刷り込みと主人公がいろいろ未体験なこととの因果関係がよく判りませんでした。チューする→何も起こらない→運命の相手じゃない→破局、という流れならまだ理解できるんですが。つーか、奇跡は自分で起こせよ。
  • 『アンド、チョコ。』媚薬もの。H描写の奇態な擬音は数あれど、“ごりごり”って何してる音……?
  • 『SAFARI』動物大集合。もはやどこからつっこんでいいのか判りません。

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2003.05.27 (Tue)

[雑記]三番手のユーウツ

 オチ無しダメ日記をひとつ。(注/BLには関係のない話です)

 3日ぐらい前から唐突にしげの秀一『頭文字D』にハマッています。大人気で既に二十数巻もコミックスが出ている漫画に今頃ム・チ・ュ・ウ☆とは、何ともマヌケな話ですが、出物腫れ物ところ嫌わずなので仕方ありません(違います)。

 ところで。
 私が好きになるキャラクターというのは大概、主人公ではなく脇役です。スポーツ・格闘系漫画なら例えば、日向小次郎。石塚孝裕。今井勝俊。三井寿。(*1) 主人公とは別地域のリーダー格、性格的にもちょっと尖って、しかしどこかお馬鹿なタイプに目がいくことが多いです。
 彼らは、大体、主人公サイドが物語の立ち上がりのバタバタから落ち着いて舞台がちょっと広がった頃に登場してきます。役柄は主人公のライバル。属性は悪役。

 ですが。
 彼らは強力な敵に見えつつ、主人公の本当のライバル、全編を通しての競争相手というのは、実はもっと初期のうちに登場していて、結構主人公の身内的な地位(コンビを組んでたり同じチームだったり)に収まっていたりします。なので、私のツボキャラは実際には、重要度順的にも出場順的にもナンバー3なのですねー。

 そして。
 真のライバル君は話が進んでもその地位は保全されます。なんといっても重要度ナンバー2。見せ場も多い。
 しかしナンバー3は悲しいかな代替がきくポジションです。むしろ、踏み越えられることが約束されている役どころといっていいでしょう。
 着実に力をつける主人公には敵わず、しかも、物語の進行に従って起こる「強さ」のインフレーションによって、ずるずると地位が後退してしまう。キャラクターの性格や立場上、拡大してゆく主人公グループの傘下に入って和気藹々というのもイマイチしっくりこない。何とも気まずい、やるせない立場です。

 さて。
 『頭文字D』ですが、天然ボケな拓海もいい、美形の変人高橋兄にもそそられる、大型犬な高橋弟も捨てがたい。のですが。私がスパコーンとハマッたのは、中里毅でした。
 妙義ナイトキッズ(*2)のリーダー。愛車は黒のスカイラインGT-R(BNR32)。直情径行で自信家、でも根は結構素直。しかしながら、主人公に勝負を挑んで負け、更に他チームに乗り込まれた地元で2連敗、相手からは好き放題言われ、クルマはクラッシュ、チーム内事情は好転の兆しを見せているとはいえ、対外的には評判ガタ落ちのまま、本編では絶賛放置プレイ中という、そりゃもう悲しくなるくらいの三番手。

 ……要するに。
 ここまで延々と引っ張ってきたのは、ちっとは作中で、群馬エリアの噂話でもしてナイトキッズの話題をフッてくれてもいいんじゃないスか、作者サンよォ?と喚きたいだけのただの愚痴だった訳ですが。友達少なくてスンマセン。

 とりあえずコミックスは古本屋で全巻読破済みで、実際に手元にあるのは10巻までなのですが、この先、中里の出番のないコミックスを買うより先に(*3)、「頭文字D 番外編〜黒い稲妻・新たなる不敗伝説〜」(*4)(ドラマCD)とか「頭文字D ヴォーカル・バトル」に手を出してしまいそうな自分が怖いです。

*1: 順に『キャプテン翼』『帯をギュッとね!』『今日から俺は!!』『SLUM DUNK』。
*2: このチーム名はどうかと思う。キッズ……?
*3: 妙義コンビが顔を見せている、コミックス未収録番外編『インパクトブルーの彼方に』は、電子書店パピレスで読了。
*4: このタイトルも如何なものかと思う。
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